
久馨(LONG NEW)コーティング設備
アンワインドからリワインドまで、安定した高品質コーティングプロセスを実現
コーティング機は、一見すると基材を繰り出し(アンワインド)から巻き取り(リワインド)へと搬送するだけの装置に見えるかもしれません。しかし、塗工品質と生産安定性を真に決定づけるのは、ライン全体における各モジュールの精密な連携です。 張力制御、塗工精度、安定した液供給から、乾燥効率や巻き取り品質に至るまで、すべての工程が最終製品の品質に直結します。
1. 繰出部(アンワインド):安定した張力制御が、高品質への第一歩
ロール径の減少に伴い、繰り出し張力はリアルタイムで高精度に補正されなければなりません。 クローズドループ張力制御と自動蛇行補正システム(EPC/LPC)の統合により、各種フィルム、紙、アルミ箔などの基材を安定して塗工エリアへ送り込み、蛇行、シワ、過度な伸び変形を抑制します。2. 塗工部(コーティング):材料と製品仕様に応じた最適な工法の選定
コーティングヘッドは設備全体の心臓部です。用途に応じて最適な技術が求められます:- コンマコーティング(Comma Coating): 高粘度塗工液および中・厚膜塗工に最適。
- マイクログラビア(Micro Gravure): 極薄膜塗工および極めて高い面内均一性が要求される用途に最適。
- スロットダイ(Slot Die): 高精度・定量塗工が求められる高付加価値製品に最適。
3. 供給システム(液供給):安定塗工を支える見えない要
どれほど精密な塗工ヘッドを採用していても、供給圧力や流量の変動、異物混入があれば、塗工ムラ、ピンホール、表面欠陥の原因となります。 貯槽タンク、精密ポンプ、多段フィルトレーション、循環ライン、脱泡ユニットを統合した供給システムにより、塗工液を常に安定かつクリーンな状態でコーティングヘッドへ供給します。4. 乾燥システム:単なる溶剤揮発にとどまらない熱工学
乾燥プロセスは、塗膜の表面平滑性、密着性、最終的な物理特性を大きく左右します。 製品特性に応じ、熱風、赤外線(IR)、またはハイブリッド乾燥方式を採用し、マルチゾーン温度制御により最適な乾燥プロファイルを構築します。 溶剤系プロセスにおいては、排気制御、LEL(爆発下限界)濃度モニタリング、安全インターロック機構も徹底して配備しています。5. 巻取部(リワインド):最終品質を守り抜く最終関門
巻き径の増大に伴い、巻き取り張力も連動して緻密に制御する必要があります。 クローズドループ張力制御およびテーパーテンション(Taper Tension)制御により、巻きシワ、端面不揃い、巻芯付近の締め付け変形、巻き緩みなどの問題を解消し、前工程で作り込んだ優れた塗工品質を損なうことなく巻き上げます。単体設備から、トータルプロセスの統合へ
高品質なコーティングは、単一の高精度部品だけで成り立つものではありません。繰出、塗工、供給、乾燥、冷却、巻取に至るすべてのプロセスの調和によって初めて実現します。久馨(LONG NEW)は、お客様の製品仕様や生産課題に基づき、基材特性、塗工液粘度、塗布量、ライン速度、乾燥条件、品質要求に合わせた最適なコーティング設備およびターンキーラインソリューションをご提案いたします。
アンワインドからリワインドまで、すべてのモジュールを「安定した品質」のために設計。
